2013年12月19日

七面鳥や鶏

鯛の中でも一番美味しい箇所としてホホ肉を挙げる人がいる。

エラの回りにあるため、筋肉がよく動き、
そのくせ、胴のあたりと比べると約2倍の脂が含まれるところ。
ちょっと特殊な味わいのところだが、
切り身 大腸癌口服標靶藥などでは、まず、見る事はない。
この部位、塩焼きなどをした時、
ツウが好んで食べるところと言われている。

似たような事が西洋世界でもある。
七面鳥や鶏、そして鴨にも上記のようなツウが好むと言われる部位がある。
それは、お尻の少し上で背中に近いところにあり、
フランス語では、"Sot l'y laisse(ソリレス)" と呼ばれている。

また、形状が貝に似ているところから"Oyster"と呼ばれたりもするが、
英語圏でも、この言葉の本家本元がフランスのせいなのか、
"Sot l'y laisse" と、そのままで呼ばれている。
通常大腸癌口服標靶藥は、コイツも、売り場などでは目にしない。
丸焼きをしたときには、しっかりとその部分を知る事ができる。
どちらも、場合によっては、
単に捨てられてしまうような微妙な位置にひっそりと存在している。

そう言えば、
人が見向きもしないものに、意外に美味しいものがある。
その代表は「ホルモン焼き」だろう。
この「ホルモン」は、生理活性を表わすホルモンの意味ではなく、
関西弁の「ホル=放る」から来ている言葉で、
「ホルモン」すなわち、「捨てるモノ」という意味らしい。

また、大阪には、「半助豆腐(はんすけどうふ)」なるものがある。
「半助」は、鰻の蒲大腸癌口服標靶藥 焼の「頭」の部分を切り落としたもので、
通常は、捨てられてしまうもの。
この鰻の頭と豆腐とを煮たものを半助豆腐と呼ぶ。

いわば、人が捨てたものが立派な料理になっている。

人から捨てられるように、ひっそりと隠れている存在にこそ、
意外に、キラッと光るものがある。



Posted by Ting at 19:27│Comments(0)
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